2006年06月02日

ニュージーランドドルについて

ニュージーランドは世界最大の羊肉の輸出国。酪農や農業が主な国。
でも、林産物、機械類も輸出しているそうです。

また、農業といっても最新のバイオ技術の研究がすすんでいたり、ハリウッドの映画ロケ地とした観光業も盛んであり、資産家の外国人をどんどん受け入れていたりと何気に先進的なようです。

ですが、オーストラリアと同様、ファンダメンタルが悪い。
オーストラリアよりももっと悪くて、経常収支も、貿易収支も、慢性的に赤字だし、GDPの成長率も鈍化しているといった状況です。

しかも、現在、高金利になりすぎたために、国内の輸出企業の競争力が弱まり、日本の証券会社にニュージーランドドルの売り出しをやめてくれと依頼に来たり、ニュージーランド高官が「ニュージーランドの金利は高すぎる」と発言したりと、もう売り材料のオンパレードでした。

だから、最近では一気に売られちゃってましたね。
また、売られ始めると、ニュージーランドドルは取扱量が少ないので、
流動性が悪い。
だから値が一気に落ちます・・・ああ、思い出したくない(泣)

特に、ニューヨーク時間はほとんど取引されないので、
アジア、ロンドン時間の午前でないと、スプレッドが一杯付いちゃいます。
気を付けたれたし。

なお、ニュージーランドドルの特徴は・・・
@日本人くらいしかあんまり買わないこと
→世界的にはあんまりメジャーじゃないみたい。NZD買、円売要因です。

A商品価格の影響を受ける
→農業・酪農の国ですから。CRB指数といったコモディティー指数との連動
性高いそうです。

Bオーストラリアドルとの関係性
→オーストラリアは、同じオセアニア通貨だし、コモンウェルス通貨だし、コモディティー通貨です。・・・?

つまり、地域が近くて、お国柄が近くて、商品価格に同じように影響を受けてしまう血のつながったお兄ちゃん的な存在がオーストラリアです。

貿易相手国としても、輸出輸入の20%程度のシェアを占め最大の貿易相手国です。

お兄ちゃんの豪ドルのほうが、経済も安定し(ファンダメンタルはよくないけど、相対的に)、商品でも世界的な需要のある鉄鋼、石炭などが主であるし、市場もニュージーランドよりも大きい。

これらから、AUD/NZDは基本的にはAUDが強い傾向にあるようです。






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2006年06月01日

豪ドルについて

まずは高金利通貨として大人気の豪ドルちゃん。
銀行の宣伝によくつかわれてますよね、外貨預金っていつも、その国の旗が入ってますから、なんか見たことあるぞ、あの国旗・・・というくらいなじみのある国の通貨です。

現在、金利約5,5%。
文句なしの高金利。では、オーストラリア・ドルの特徴を調べてみました。

@.ユーロとの連動性。
→カナダがドルと連動するような感じですね。豪ドルはユーロ側で連想されるみたい。

A.アジア経済の動向の関係
→日本が最大の貿易相手国。次がアメリカ、中国。そして、他のアジアの国
も含めると輸出の50%、輸入の40%程度であり、非常に重要。
アジア経済の拡大が、豪州経済の拡大となってよい効果を生むのです。

B.日本からの投資で動く。
→日本の投資の売り出しは豪ドル買。外貨預金で豪ドル売りしている一般人はいないですよね。

C.ニュージーランドドルとの連動性。
→ニュージーランドよりも安定しているので、比べられれば豪ドルのほうがより有利。コモディティー通貨であるが、原油や鉄鋼などで、ニュージーランドの農作物よりも世界的にも需要が安定している。

それでも、弟のニュージーランドが落ちれば、兄の豪ドルも釣られることが非常に多い。

D.コモディティー通貨といった、商品価格との連動性。
→石炭や、鉄鉱石、金、原油などが輸出の全体の40%を占める。したがって、鉱産物価格が上昇すれば、豪ドルも買われます。

E.海外からの企業買収などの投資関連の情報による動意
→海外の買収資金が市場の小さい豪ドルを押し上げるようです。


ファンダメンタル的にはオーストラリアの経済収支は赤字で、年々悪化の傾向です。

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2006年05月31日

円と他通貨との取引

今回は円と他通貨の取引について考えてみます。

前回、為替の中心であるドルとユーロの動きをみることが(強弱をみる)
円と何かしらの通貨との取引をするうえで有効であることを述べました。

僕は日本のFX会社は、外為ドットコムを使っていますが、
外為ドットコムで取り扱っている通貨で考えてみます。

外為ドットコムの取り扱っている通貨は、米ドル円、ユーロ円、ユーロドル、豪ドル円、ニュージーランド円、ポンド円、カナダドル円、スイスフラン円の8種類です。

この中で、例えば、ユーロドルを見たときに、ユーロ高のときは、ユーロ円もユーロ高になる確率が高いです。逆にユーロドルでドル高になっていれば、ドル円でもドル高になる場合が多いのです。また、ドル高になっていれば、それに釣られてカナダドル円でもカナダドル高になったりします。

この時、石油価格が上昇なんてしているものなら、豪ドル円も豪ドル高になっているかもしれません。ついでにポンド円もあがっちゃっているかも。
前面円安状態でなぜかスイスフラン円までスイスフラン高になったり、笑。

必ずしも、常にこのようになるわけではないですが、ここでいいたいことは中心となる通貨がどのような力関係になっているのか、そして、それに釣られて周りの通貨がどのような動きをしそうか・・・ということを考えることが大事ですよね、ということでした。

次回は、各通貨のファンダメンタルや対円でのテクニカルなどについて考えて行きたいと思います。




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2006年05月30日

やっぱりアメリカが中心!?

為替の世界では、基軸となる通貨を中心に各国の通貨が
影響しあっているようです。
だから一つの基軸通貨が弱くなれば、その通貨関連が弱くなったり
(下落)します。

ところで、為替の世界では、ドルが一番取り扱い量が多いんですよね。
世界の基軸通貨ですから。
では二番目の基軸通貨はどこかというと・・・ユーロですよね。

この二つの通貨がどんな力関係をもっているのか?
ドル安に傾いている時、ドルと一緒に安くなっている通貨はなにか?
ドルに対して強くなっているのはどこの通貨なのか?

などのように、ドルを中心にいまどの通貨がどの通貨に対してどのような
力関係が生まれているのかを考えていくことが大事なようです。

これは対円だけで取引されている方にも応用できると思いますが、
次回に考えてみようと思います。




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2006年05月27日

高金利通貨の具体的リスク

高金利通貨の具体的なリスクは

@ボラティリティーのリスク(変動幅)
A流動性のリスク
B通貨連動性のリスク

の3点のように思います。

と思って調べてみたのですが、

どうも@はそんなに当てはまらないようです。
例えば、豪ドル円と米ドル円では米ドル円のほうがボラティリティーが高くリスクが大きいようです。

A流動性のリスク
通貨の取引量の問題から、あてはまるようです。なおかつ、時間帯によっても流動性が極端に細るところもあるようです。基本的には現地のディーラーが起きているだろう時間、または現地の市場が開いている時間でないと凄い不利なレートでしか取引できなくなってしまいます。

また、前回も取り上げましたが、市場が小さく流動性が低いために、ヘッジファンドなどの大量の資金が引き上げてしまうと、あっという間に通貨が暴落してしまうということも重要なリスクでしょう。

B通貨連動性のリスク
高金利通貨はコモディティー通貨が多いからのようです。

T.コモディティー市場の影響(商品市場)
カナダは天然ガス、南アフリカは金、ニュージーランドは農作物、オーストラリアは、石炭、鉄鋼、ノルウェーは石油など商品の値段との連動性が高いようです。現在の石油高で、CADやNOKも上昇していることもあります。

U.エマージング市場の共振性
米国同時多発テロのように、市場が極端にリスクを嫌うようになったとき、高金利の新興国通貨から一気に資金は引き上げられてしまうようです。資金の源泉国のリスクに対する許容度が高いか低いかの見極めが重要なようです。

V.同一地域同士での影響
ニュージーランドとオーストラリア、スウェーデンとノルウェーなどです。
私も最近NZDのおかげでAUDが連れ安し、痛い目にあいました。
頭にいれておかないととんだとばっちりを受けます。

W.同種通貨の影響
エマージング市場には連想で売られることも多々あるようです。したがって、周辺国の動きにも注意する必要があります。

例えば、メキシコペソならば、アメリカやブラジルの動きを、ノルウェークローネならばスウェーデンや欧州事情を、日本円ならば、中国やアジアの動向に気を配らなければならないということです。
posted by manaty at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高金利通貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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