2006年05月13日

為替相場は眠らない!!

為替相場は日本の株式市場と違って、朝でも昼でも夜でもいつでもやっています。株式投資だと9時から15時までですよね。

為替市場は一週間でいえば、シドニー市場の始まる月曜の朝5時に始まり、金曜日ニューヨーク市場の終わる午後5時まで取引が行われます。


今回は為替相場の一日を見て行きたいと思います。

★「明け方」(AM3:00か4:00くらい)

シドニー市場の時間帯です。市場参加者がすくないので、あまり動くことはないといわれてます。シドニー時間が仕事のディーラーを知っていますが、朝は1時くらいにおきるそうです。朝っていうか深夜じゃん(笑)

★「早朝」(AM8:00ころ)

日本のディーラーたちが市場に参戦してくる時間帯。ニューヨークのヘッジファンドなどは市場の流動性がでてくるこの時間帯に仕掛けてくることもしばしば。

★「午前中」(9時から12時頃)

銀行が公示レート(海外旅行に行ったりするときにお金を現地通貨に交換するのに適用されるレート)を決める9時55分までが山場。

★「午後」(12時から7時頃)

ニューヨークのディーラー達が眠りに入る。相場は閑散です。午後3時ころからロンドンのディーラーが参戦してくるので、徐々に取引が活発になってくる。午後5時、6時頃がロンドンの午前中。

★「夜」(9時頃から)

日本時間7時から8時頃はまた閑散になります。その後、ニューヨーク市場が開く午後9時(または10時頃)から夜中の1時、2時ころまで取引は活発になります。

★「深夜」(深夜1時すぎ)

深夜1時、2時を過ぎてロンドンのトレーダー達は引き上げますので、徐々に取引は少なくなり、ニューヨークの午後5時に向けて手仕舞いされていきます。

というような形で、一日の相場が形成されているのですが、取引が活発なのは日本時間で8時から10時、午後3時から7時、午後9時から午前1時くらいだと思います。したがって毎日の仕事に忙しい、サラリーマン投資家は(MANATY含め)、時間のある夜中に相場に参戦できるので、株式投資よりも白熱しちゃうかもしれませんね。
posted by manaty at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節ごとのイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

為替の季節ごとにあるイベントって??

株式投資でも季節要因というものがありますが、為替にも同様にあるわけです。夏や年末に海外旅行が急増したり、企業の決算のための決済があったりと毎月のイベントは頭に入れておかなければならないのです。
というわけで、今回は一年で主なイベントについて書いていきたいと思います。

まずは「海外旅行」を考えて見ます。
海外旅行に日本人みんながいく時といえば、5月のゴールデンウィーク、8月のお盆、年末年始などが考えられるでしょうか。当然海外にでていくので外貨需要が起こります。海外旅行での個人取引なんてたいしたことないじゃんと思われるかもしれませんが、1人10万円を100万人が換金したら1000億円の円売りになるわけですから、なかなかの金額だと思います。特に日本の景気がよくなれば、旅行需要も増えるわけですし、影響力はさらに増すでしょう。円が外貨に替えられるので、円安傾向となります。

次に「ボーナス」について考えて見ます。
一般的には6月と12月にボーナスが支給されているかと思いますが、この時期を狙って金融機関も金融商品を販売します。最近では、外貨建て金融商品の人気も高いためボーナスが要因となって、円安へ進みやすい環境をつくります。

今度は企業に目を移してみます。企業のほうが圧倒的に金額が大きいわけですから、影響力は上記よりも大きいと思います。3月や9月は「決算期末」なので、一度海外での投資分を日本円に清算するようです。ということで円を買うわけですから円高要因ですね。逆に4月や10月になると新規に投資をし始めるということなので、円が売られて外貨に替えられるわけです。円安要因ですね。

「輸出」や「輸入」を行っている企業はどうなるのでしょうか?一昔前までは、企業も為替差益を積極的に狙っていったようですが、現在は本業に徹するということで、為替予約といったヘッジをかけているようです。だから変動要因とはならないわけです。まあ完全にヘッジをかけないにしても、7割程度はかけているようです。


このように季節ごとのイベントで、円高になりやすい、円安になりやすいという月があるようです。しかし、これだけが要因で為替が動くわけではないので、頭の片隅に置いておく、今月は円高になりやすいのかぁ・・・くらいの感覚をもっていると良いのではないかと思っています。
posted by manaty at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節ごとのイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

世界規模で為替の季節要因を考えると・・・

前日は日本の季節ごとのイベントを確認してみました。
今回は世界に目を移して見たいなと思います。

そもそも、為替なんてメインはドルとユーロの取り扱いなので
日本のイベントよりも海外のイベントを注目しないといけません。

といっても注意するのは「海外の休日」と「企業動向」です。

「海外の休日」から見ていきますと、アメリカでもっとも大切な休みといえば、11月後半の感謝祭とクリスマスでしょう。
休みが近づくと、ディーラーはポジションを閉じますので、ポジション調整が起きることになります。去年の12月上旬ドルに対して急に円高になった時のようなことが起こりやすいので積極的に取引しにくい時期と思います。

「企業動向」ということですが、要するに決算です。日本の決算は3月ですが、欧米では12月または11月決算が多いので、ポジションを縮小されることになります。レパトリという企業による資金戻し(つまりドル高)もありますが、今後も同じようにあるのかはわかりません。

前回も書いたかと思いますが、この要因だけが為替の変動要因になるわけではないですが、どちらに傾きやすいかを確認するのは大変大事なことだと思います。
posted by manaty at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節ごとのイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

毎月頭に入れておくこと

前回も申し上げたとおり、為替相場の環境が月によって、どちらに傾きやすいのか、ということを知っておくことはとっても大事です。
今回は1年12ヶ月で頭に入れておくべきことを書いてみます。

【1月】

・欧米企業の期初、ポジションを作りに来る時期。
・日本は正月休み中。

【2月】

・基本的に動く要因は少ない。

【3月】

・日本企業の決算期。外貨売りがでやすい(円高要因)
・海外企業も四半期末なので、後半は閑散となりやすい。
・3月31日は、もっとも為替が動く日といわれている。

【4月】

・日本の期初、ポジションを作りに来る時期。
・日本は下旬でゴールデンウィーク。海外旅行で円安要因。
・新規の金融商品の売り出し。外貨建てなので円安要因。
・欧米は上旬にイースター休暇。

【5月】

・ゴールデンウィーク終了後、国内機関投資家が年金などの新規資金を市場 に投下しはじめる。

【6月】

・欧米企業の調整時期。

【7月】

・特にイベントなし

【8月】

・夏休み。基本的に閑散

【9月】

・日本の中間決算月。
・アメリカの四半期決算月。

 だいたい3月と同じ動き。

【10月】

・日本企業の半期後の期初。

【11月】

・下旬では、アメリカで感謝祭による休暇がある。

【12月】

・アメリカは決算にむけてポジション調整。
・米国企業のレパトリ(ドル高要因)

ざっとこんなところでしょうか。
これだけで判断することは、もちろんできませんが、頭の隅に
置いておくだけでも、冷静な判断が下せるのではないでしょうか。
posted by manaty at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節ごとのイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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